月光醤油

福島の蔵創りギャラリー
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江戸末期に建てられたこの民家、
アートスペースとして。

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月光醤油

月光醤油とは

江戸末期に建てられたこの民家。
一時はその古さゆえ壊すことも考えましたが、
亡き父が土台から修理し、立派に再生して私たちに遺してくれました。
おかげで、大震災の折にも壊れることなく、
いつもとかわらぬ姿で私たちを見守っていてくれました。
道路拡張に伴い、残念ながらしだれ桜や松の木、
大きな池があった庭の一部はなくなってしまいましたが、
母が生まれ育った家や蔵は今も変わらぬ姿でここにあります。
それが「アートスペース月光醤油」です。
長年醤油製造業を営んでいたこの家を「表現の場」として、
また「集いの場」として様々な形でご活用ください。

月光醤油 手ぬぐいイメージ写真

表現の場、集いの場。

アートスペース月光醤油
アートスペース月光醤油
アートスペース月光醤油
アートスペース月光醤油
アートスペース月光醤油
アートスペース月光醤油
アートスペース月光醤油
アートスペース月光醤油

母屋、作業場、
醤油蔵、座敷蔵

この建物は明治16年に登記されています。この家の初代当主・渡邊七郎治が分家して家を建てたことは記録にあり、その七郎治が78歳で明治8年に没していることを考えると、江戸時代末期に建てられ、150年以上の歴史を刻んだ建物と言えそうです。座敷蔵は母屋と内部で繋がっていて直接入れるようになっています。この蔵は喜多方などでみられる座敷蔵程広くはありませんが、良い材料を使いベーシックにしっかりと造ってあります。居間は吹き抜けで、空間を支える為に5寸5分の大黒柱と1尺2寸の欅の梁を使い、細工が好きな地元の大工さんが作ったと言われる間口2間弱の神棚と炭の囲炉裏をしつらえた畳敷になっています。作業場は真ん中に囲炉裏があり昔は薪を焚いて暖をとっていました。天井は吹き抜けになっていて煙抜きの窓があります。前方に醤油を量り売りしていたコーナーがあります。建具はガラス戸になっていて中からも外からも見える様になっています。作業場の奥は台所で、収納は昔のまま、床下には人が立って入れる収納が造られてます。この建物に大勢の人が働いていた頃は、座敷蔵の前方に楕円形の池と多くの樹木があり、南に延びている道路の突き当り正面には昔良く見られたレンガを使ったシンメトリーの形の木造2階建ての郵便局の建物、西側には醤油蔵と作業場、倉庫がありました。今門があるあたりの東側に南に伸びて風呂、便所、倉庫、お膳や食器を入れた蔵があり、裏には温州みかん用の温室と倉庫、作業場、豚小屋、鶏小屋などいろいろな用途の建物がバランスよく配置されていました。多くは、2代目渡邊松太郎のてによる物だったと思われます。道路の拡張に伴い前庭はなくなりましたが、母屋と座敷蔵作業場の一部が現存しています。門の位置を変えられた新しい塀が見附の交差点の正面に位置しています。

アートスペース月光醤油 室内イメージ

ご利用案内

アートスペース月光醤油は、長年醤油製造業を営んでいた築150年以上の古民家です。 囲炉裏のある部屋、キッチンもございます。作品の展覧会や講演、ワークショップ、教室、撮影などいろいろな形でご利用できます。

利用規約
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申請書
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アクセス

〒960-1101
福島県福島市大森字下町27-1

公共交通機関の場合/
福島交通バス「鳥川」「平田」行き
「大森」停留所下車 徒歩2分

お車でお越しの場合/
東北自動車道「福島西」IC. より約6分

駐車場/10台

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月光醤油 アクセスマップ・地図